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オレンジで働く人たち02
  • オレンジで働く人たち

フォトグラファー 藤原 陸

「撮影楽しかった」その言葉と想い出をお持ち帰りいただけるように

仕事内容

ーー社内でどのような仕事をしてますか?

宝塚店に勤務し、フォトグラファーとしてスタジオやロケーションで沢山のご家族の幸せの記録に携わっています。あとはウェブを触ったりSNSアップしたり、動画の編集もやってますね。

入社に関して

ーースタジオオレンジで働こうと思ったきっかけは?

元々は音楽活動をしていて、楽団でコントラバスを担当でした。ただ写真好きの祖父の影響で私が中学生の頃から写真が身近にあり、興味があったんです。そのうちにフォトグラファーになりたい気持ちが強くなってきた、そんな感じですね。そしてたまたま見た求人広告に社長が飼っているミニチュアシュナウザーのコタくんが載っていて、スタジオオレンジに興味を持ちました。(笑)。

ーー入社して感じたことは?

いわゆる「ザ・写真館」な想像とは全く違って、自然光を使い、お子さんたちが自由に動き回りながらそれを撮影するというのが驚きでした。

写真について

ーーどのようにして撮影技術を身につけましたか?

中学時代からカメラは持っていましたが、もちろん誰も教えてくれる人はいなくて、、、。いろいろ独学で撮影してきましたが上手くいかないことだらけ。入社してから社長が開催する写真講習でいろいろと教わり、自分で勉強したことの答え合わせをしたり、新しい技術を学んだり、今でも日々勉強です。

ーーどのような写真が好き?

普段はストリートフォトやポートレートを撮っています。レンズは85mmが好きですね。ソール・ライターや濱田英明、ヴィヴィアン・マイヤーの写真に影響を受けています。

ーー仕事に対する想いは?

以前、遺影写真の撮影に来られたご家族がいたんです。その時は、おじいちゃんもおばあちゃんも、とてもお元気でニコニコ楽しく撮影が終了。それからしばらくしたある日、娘さんがフラッとスタジオにお越しになられて、おばあちゃんが亡くなられたこと、撮影した写真を遺影につかったこと、良い表情の写真を撮ってもらっておいてよかった、ありがとう、と泣きながら教えてくださいました。それ以降も娘さんご家族はよくスタジオに家族写真を撮りに来てくださいます。この時以降、自分がフォトグラファーとして誰かの役に立ててるんだ、という想いが強まりました。

プライベート

ーー休日は何をしているの

映画館行ったり、写真を撮ったり、美味しいもの食べたり。食事にはこだわりあって我が家は僕が作るんです。至高の食事は白米と味噌汁、卵焼き。シンプルだけどこだわりたい(笑)

愛車のミニであちこち行って撮影しています

あなたにとってスタジオオレンジとは

ーーやりがい

僕の大きな目標として、お客様家族の想い出を未来永劫残していく、というのがあります。これは他の仕事ではできない。そのご家庭で何代にも渡って僕が撮った写真が残っていくでしょ。それが写真館で仕事をする魅力だしやりがい。社長が掲げたスタジオオレンジの「リビングに幸せを飾ろう」というキャッチコピーがあるのですが、その理念にとても共感しています。

ーー日々何を考えているのか

いまは写真といってもデータの時代じゃないですか。それでもカタチとして残していくことは大切だし意味があると思う。そして残せるクオリティの写真を撮らなきゃいけない。そのプレッシャーもあるけど、自分を奮い立たせる理由でもあります。スタジオオレンジは単に可愛い写真を撮るスタジオではないんです。写真を撮るという体験と接客や出来上がった写真を含めた感動、そしてそんな幸せなご家族に自分が関われる場所だと思っています。

PROFILE
藤原 陸

島根県出雲市でお寺の息子として生まれる。血液型はO型。
無類の映画好き。

アイコン

いつも飄々と撮影を楽しんでいる藤原くん。どんなお客様にでも対応できる心の大らかさと、芯に秘めた写真へのモチベーション。ライフスタイルにも拘りがあり、映画や音楽、カメラや写真の話になると熱く語り出すのも魅力。スタジオオレンジ奈良店、スタジオオレンジモンテシート宝塚店と2店舗を経験し、最近はロケーションのお宮参りや七五三の撮影担当。より人間として幅が広がってきてるのを感じます。一見、全く畑違いに見える音楽から写真の世界に飛び込んできたにもかかわらず、きちんと感性は共有しつつ仕事にいかしているのは素晴らしい。
取材・文 

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