七五三の小物にはどんな意味があるの?

七五三の準備
七五三の小物にはどんな意味があるの?

小物紹介!

七五三のお子さんは千歳飴だけでなく、たくさんの小物を身に付けています。
それぞれにいろんな意味が込められているんです!

襟元に入っている「はこせこ」

7歳の女の子の襟元に小さな箱のようなものがあります。
これを筥迫(はこせこ)と言います!
江戸時代では、武家の女性たちがたしなみとして鏡やかんざし、口紅、お守りなどを収めていた小物入れでした。
今の化粧ポーチのようなものだったんです。
他にも房飾りや小さな香袋も付いているんですよ♪

「懐剣」は護身用

3歳、5歳の男の子の袴と帯の間に挿してあるものが懐剣です。
懐に入れて持ち歩く護身用の短刀を模したもの。
「いざと言う時は自分の身は自分で守れるくらい強くなってほしい」と言う願いが込められているんです!

名残として残っている「しごき」

7歳女の子には、帯の下に巻いてある斜め後ろに垂らす飾りがあるんです。
それを志古貴(しごき)と言います!

もともとは外出の際に裾をたくし上げる為に使っていたものでした。
今は裾を引きずらないよう、着付けの際におはしおりを作っているので当時の名残として飾りになっています。

末広がりな「扇子」

扇子は末広(すえひろ)ともいい、その名の通り
「子どもの人生が末広がりに栄えるように」
という願いが込められています。
扇面には鶴などのおめでたい柄が描かれているんです♪

挿し方

小物はそれぞれ身に付けるところが決まっています!

筥迫(はこせこ)…襟元に水平に挿す。

懐剣…帯と袴の間。
お着物の襟と平行になるように、少し左に傾けて差し込む。

扇子…帯を結ぶお着物を着ている女の子は帯と着物の間に挿し、男の子は手に持ちます。

これを知っていれば、お参り先のお写真もバッチリですね◎

おすすめは写真を撮る時だけ!

はこせこや扇子などの小物はうっかり落としてしまったり、手に持っていたものをポンと置いてしまったり…。
お着物を返す時や、帰る直前に気がついて大慌て…
そんなことを防ぐために、小物は写真撮影の時だけ使用することがお勧め!
サブバックに入れるなどしてパパやママが持っていると安心です。

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